【ブログのためのブログ】 相互リンクは意味があるのか?
みなさん、お待たせしました。「(風俗)ブログのためのブログ」の時間です。今回のテーマは相互リンクについて。ここで言う相互リンクとは、ブログのサイドバーにある「相互リンク」や「管理人のおすすめブログ」と書いて、他のブログのリンクを貼るという相互リンクのことです。
ブログをやっている方なら、「相互リンク 効果」とか「相互リンク SEO」とか、そういうキーワードで検索をしたことが1度はあるでしょう。効果あるとか、ないとか、逆効果とか、SEOの観点では賛否両論があります。色々な意見がありすぎて、私はSEOの観点で相互リンクを考えるのは時間の無駄という結論に達しました。
SEOのことはさておき、相互リンクってメリットがあるのでしょうか?私はデメリットのほうが多いと思うんです。今回はそういうお話です。
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前回話した「ブロとも」のように、よくあるブログ指南のブログでは、相互リンクを推奨しているところが多いです。
私は提携サイトや有償の場合を除いて、他のブログとの相互リンクをやったことがありません。やらなくて本当に良かったと思っています。だってアクセス数にほとんど影響ないんですもん。
Title:San Francisco - Golden Gate Bridge "Chain Linked Fence", Copyrighted by David Ohmer
やらなくて良かったと思った理由を挙げてみましょう。
1. たいしたアクセス数をもらえない
当ブログは相互リンクはやっていませんが、他からリンクされることは禁じていません。自慢ですが、こんな方針でも結構な数のサイトにリンクを貼られてます。20くらいか、もう少しあるかな。サイトの記事の中で私のブログが言及され、リンクも貼られているケースが数件。残りはサイドバーにリンクが貼られているケース。1日でどれくらいのアクセス数があると思いますか?
PV(Page View=閲覧されたページ数)で1日の総アクセスのだいたい0.1~0.2%くらいです。これ、それぞれのサイトから0.1%という意味ではなく、すべてのサイトからの合計数の話です。0.1%ですよ。例えるなら、平均的な日本人に必要な1日の摂取カロリーを1800kcalとすると、その0.1%は1.8kcalで、これは豆腐3グラム相当です。1日に豆腐3グラムです。どうしようもないですねー。
これまで経験したことを紹介しましょう。
- 100万PV/月のサイトも10万PV/月のサイトも、流れてくるアクセス数はほとんど同じ。つまり、リンクを貼ってくれるサイトの規模と流れてくるアクセス数の相関関係は薄い。
- もっともアクセスをくれたのは、あるアダルト動画サイト。それでも、1日の総アクセス数の0.5%程度。多数のリンクが貼られていたが、風俗関係のブログは少なかった。
- 2ちゃんねる、Naverまとめ、Seesaa Wikiにリンクを貼られても、流れてくるアクセス数は極小。PV数で言えば、1日0~2PV程度。
サイトの外観を損なう
相互リンクをするには、サイドバーに相互リンクコーナーを設けなければなりません。相互リンクコーナーは見苦しいとまでは言いませんが、少なくともサイトの外観を損ないます。サイドバーは貴重な資源(スペース)であり、読者がどの記事を見ても目に入ります。他のサイトからいただいているアクセス数を鑑みて、貴重なサイドバーのスペースを相互リンクに費やすのはもったいない、というのが私の結論です。
広告の価値を下げるかもしれない
月極の広告を契約するということは、広告主にリンクを売るという側面もあります。相互リンクすればタダでリンクしてくれるのに、何故お金を払わなければいけないのか?と広告主に思われても仕方ありません。もちろん、バナーと相互リンクコーナーのテキストリンクは効果も価値も違います。しかし、相互リンクが広告の価値を相対的に下げるのは間違いないでしょう。(想像ですが)面倒臭い!
やったことない私が言うのもアレですが、面倒に違いありません。「相互リンク」させてもらえませんかぁ?と他人のブログを尋ねて回るのも面倒でしょうし、アクセス数が増えれば、「そちらのリンク貼ったので、リンクしてください!」という相互リンクの押し売りが増えるでしょう。丁寧に断ったら無視されたりして、心が病むこと請け合いです。以上の理由により私は相互リンクをしていません。ご自身で相互リンクの効果を確かめたい方は、とりあえず誰かが一方的にリンクを貼ってくれるのを待って、どれだけアクセス数が増えるか見てからでもいいでしょう。
結局のところ、記事に読む価値がなければ恒常的なアクセスは期待できません。ブログ界ではコバンザメは淘汰されるのです。相互リンクを増やす努力よりも、まずは中身を読ませることの方が大事です。ブログを立ち上げて最初にすべきことはそこに尽きます。